「RYU/内閣総理大臣 桜庭皇一郎」
・出版社 徳間書店・全3巻（B6版）
・出版年 2011年～2012年
・入手度 普通
・ジャンル 国際政治
・おすすめ度 ★★ RYU＝次原隆二。
史上最年少の内閣総理大臣・桜庭皇一郎!。だが彼は史上最低の昼行灯総理と呼ばれていた。そんな折、中国が尖閣諸島の実効支配に乗り出し中国海軍艦隊が侵攻。頼りとなるはずの米軍は不介入を決め日本の領土が奪われる危機に・・・
日本の国益と国民の命を守るため、桜庭皇一郎という眠れる獅子が遂に目覚める・・・
本作も20××年が舞台。
昼行灯総理・桜庭皇一郎
軍事、政治、経済で様々難問が発生するが・・・
眠れる獅子・桜庭皇一郎が目覚め難問を次々と解決していく。
作風＆内容は著者の「日本国初代大統領 桜木健一郎」と同じでこの時は雑誌の休刊で打ち切り終了で不満の残る終わり方でしたが本作は・・・
バンチ～ゼノンで連載されていた「日本国初代大統領 桜木健一郎」、「日本国大統領 桜坂満太郎」（画・吉田健二）、本作「内閣総理大臣 桜庭皇一郎」は桜シリーズ三部作でいずれも桜○という主人公が登場します。
政治＆国際情勢が好きな人向けなのだろうけどある程度時間が経ってから読むと、意外に鋭い展開（指摘）が描かれていたりして中々面白いです。
特に本作は時代が比較的新しい事も有り今読んでもさほど違和感はありませんでした。
ネタバレになりますが本作も打ち切りのような最後で次原作品らしいエンディングで終了・・・かつてジャンプで何回も見たこれからの未来に向けて的な王道エンディングはファン必読かも？