「Bronski Beat/Age of Consent」
01 Why?
03 Screaming
04 No More War
07 Heatwave
08 Junk
09 Need
1984年 1st PV、①、②、⑥
ジミー・ソマーヴィル、スティーブ・ブロンスキ、ラリー・スタインバチェックの3人で結成。
今とは違い30年前はかなりのゲイに対する差別があった時代ですが、3人ともゲイである事を公言していたユニットでした。
エレのビートにジミーの強烈なファルセットの組み合わせは一度聴いたら忘れられで、当時⑥を聞いて驚いたという人はかなり多いのではないかと思います。ゲイへの差別を歌った⑥などが有名で歌詞が判らなくても内容の判るPVが秀逸。
①2ndシングル。②3rdシングル、元曲はオペラ「Porgy And Bess」からのようです。
⑩4thシングル、元曲はドナ・サマー。シングル化されたのはマーク・アーモンドとのデュエットしたリ・レコーディングVerでアルバム未収録。これまた凄いというか濃い二人のなPVがあります。
個人的にはB面(⑥~⑩)が好きで⑧や⑨は久々に聞いたのですが、懐かしくて聞き入ってしまいました。
一気にブレイクしたブロンスキーでしたが、このアルバム一枚でジミーが脱退。ジミーはリチャード・コールと共にコミュナーズを結成。
ブロンスキーは新Vo・ジョン・フォスターが加入しバンドは存続。残念な事にジミー脱退後のブロンスキーは聞いておらずで、改めて聞きたいと思うアルバムなのですが現在入手困難です。
80年代はEP、LPを購入して繰り返し聞いていたのですが、CDへと切り替える際にアナログを処分してしまいそこから長い事聞いてなかったのですが80年代への懐古もあり少しずつ購入しており今回しようやこのブロンスキーの1stを購入。
1stの入手に手間取った理由の一つが邦盤は長らく廃盤で最後のリリースはなんと1990年で現在では市場で見かける事は稀(2ndも同様)。
となると輸入盤しかないのですが、収録曲の多さ&音質の良さを考えると2012年にリリースされた2枚組「Age of Consent/Hundreds & Thousands」一択なのですがこの作品が早くも廃盤&プレミア化でなかなか入手できずでした。
ジミー脱退後にリリースされた「Hundreds & Thousands」をそのままDisc2に収録。その他MIX違い等を数多く収録しておりジミー在籍時のブロンスキーの決定盤です。
参考記事