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加倉井ミサイル/彷徨の雲 北斗の拳 ジュウザ外伝

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「加倉井ミサイル/彷徨の雲 北斗の拳 ジュウザ外伝

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・出版社 新潮社・全2巻(B6版)
・出版年 2010年
・入手度 普通~難
・ジャンル アクション
・おすすめ度 ★★☆ 原案は武論尊・原哲夫。

世界が核の炎に包まれ荒廃した世紀末。暴力が支配する世界で天を目指す力を持ちながらも、覇権争いに背を向けて自由奔放に生きる男がいた。男の名はジュウザ。
雲と呼ばれる我流の拳士は、南斗五車星の宿命を捨て最愛の女・ユリアを守ることが出来なかった男、ケンシロウを捜すべく乱世を彷徨う・・・

本編での出番は少なかったけれども強烈な印象を残しているのが雲のジュウザで、外伝シリーズではありとあらゆる作品の登場しております。
そんなジュウザを主人公にした作品が本作。ちなみに加倉井ミサイルは女性で、外伝シリーズは女性漫画家による物が多いです。

ジュウザが主人公なのでかかわりが深い、ユリア、リュウガ、そして南斗五車星は風のヒューイ、炎のシュレンが登場し五車星の成り立ちが描かれます。そのほかには、レイ、ラオウ、マミヤ、サウザー、ジャギが登場。本作にはケンシロウは登場せず。

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妹・ユリアを守れなかったケンシロウを追う旅を続けるジュウザ

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ラオウとのやりとりが描かれており、この時は引き分けで終わるが・・・

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南斗五車星の成り立ちが描かれており、ヒューイとシュレンが意外にカッコいいかも。

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兄・ジュウザとの闘い。

本作は評価が別れるというかどちらかというと低評価が多いのですが、本編と比べると人物像がかなり違い、本編でのジュウザのイメージがあまりにも強烈過ぎて、本作のジュウザが受け入れにくかったのかな?と思います。

ただし、南斗五車星の成り立ちや、ラオウとの絡みや兄リュウガと闘いなどが濃密に描かれており、本編を補完するお話としては非常に良い出来だと思います。

あまり出回らなかったようなので、気になる方は今のうちに入手しておいたほうが良さそうです。


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