「穐山きえ/衛星ガール」
・出版社 講談社・全1巻(B6版)
・出版年 2015年
・入手度 普通
・ジャンル ドラマ 科学
・おすすめ度 ★★ CANSAT。
響工業大学の新入生・穂積 恒治郎は、子どもの頃に目指した宇宙という夢を、どこかで諦めきれずにいた。 周りの楽しげな新歓ムードにいらだち、たまたま蹴り飛ばした空き缶は、彼の運命を大きく変える。 その空き缶は、宇宙に憧れる女子学生の、そして未来の彼自身の夢だった――。
穂積恒治朗(苦学生)と神尾晶(機械工学科の唯一の女子で首席)は偶然に出会うが、その出会いはなんと空き缶だった・・・
空き缶を使った衛星・CANSATを作る事となった二人。
様々な困難を乗り越えてカンサットを制作する二人は、手の届く宇宙を目指す!
ちょっと気になっていた作品でカンサットがどんなものなのかが簡単に判る作品だと思います。あくまでもさわりだけなのが残念なのですが、打ち切りっぽいので仕方ないか・・・
著者の前作「オヤスミ・フクロウ」がなかなか良かったのでが、この作品は個人的にはイマイチ。
この頃ブームだったリケジョに乗っかろうとして失敗、お話もブレまくり、濃すぎる登場人物もあり肝心なCANSATの作成の記述がイマイチという本末転倒な結果に・・・
明らかに著者に向いてないテーマを頑張って書いたんだろうなあというのが伝わってきます。
個人的には期待している漫画家なので次作に期待したいです。