「Balance/Balance」
07 Haunting
1981年 1st
ぺピー・カストロ(Vo)、ダグ・カッサロス(Key)、ボブ・キューリック(G)のトリオで3人ともNYのスタジオ・ミュージシャンであったことから、当時はTOTOに対する東からの回答と呼ばれたそうです。
AORのオムニバスで③を聞いて気に入りアルバムを購入。これが大当たりで軽快かつ爽快なサウンドが心地よくここのところの愛聴盤となっておりました。
正直AORではなくアメリカン・ロック、産業ロックに近いですが、ジャンル分けはどうあれ曲が良い&完成度が高い1枚。
このバンドまったく知らずで、そもそも邦盤でのCD化は今回が初めてで、知る人ぞ知るバンド&隠れた名盤のようです。
③、⑧がシングルカットされスマッシュヒット。個人的にはやはり③で、新人(メンバーはベテランですが)とは思えない完成度でセンスがいいというかツボをおさえたサウンド◎
②はまさに産業ロックですが、キャッチーなメロディが良いです。⑥はアメリカン・ロックの王道な曲でギター唸っております。⑧はポール・スタンレーがコーラスで参加しているそうです。
この作品の後は1982年に2nd「In for the Count」をリリースするもヒットせずで1983年に活動停止。2009年に26年ぶりに3rdアルバムをリリースしております。
2ndも3rdも当然ながら邦盤は出ておらずなので輸入盤で手に入れたいと思います。