「大島やすいち・工藤かずや/武田二十四将」
・出版社 リイド社・全3巻 コンビニコミック有
・出版年 2006年~2008年
・入手度 普通
・ジャンル 日本史
・おすすめ度 ★★★ 武田家が詳しく判る良書。
戦国最強を謳われた、武田信玄率いる常勝・武田軍団。「人は城、人は石垣、人は堀」の言葉通り武田家を戦国最強に創り上げ類い希なる武勇を誇った二十四人の猛将たちの熱きドラマ!
武田二十四将にスポットをあてた作品で、有名な武将から地味な武将までが登場。武田二十四将そのものは後世に作られており、資料によって二十四将の顔ぶれが違ったりしますが、一つの作品として読むと面白い作品です。
時代的には武田晴信(信玄)による父・信虎の追放から、武田勝頼による長篠の戦いまでが描かれており、武田家について知りたい人にもおススメです。
こうやって揃うと物凄い豪華な顔ぶれの武田二十四将。
戸石城攻防戦 真田幸隆 有名な真田幸村の祖父
甲相駿・三国同盟 内藤昌豊 他作品ではあまり取り上げられない武将も登場
長篠の戦いで数多くの武将が戦死する・・・
武田二十四将とはまったく関係ないですがこの人も出てきます。剣聖・上泉信綱。
迫力のある絵と、細かな表記や補足がいい良書で、おススメです。惜しむらくはもう少し他の武将にもスポットがあたっていたらという事ぐらいです。