最近ふと思い出すのが中学生の時に聞いていたラジオ関東（ラジオ日本）でやっていた全米TOP40と全英TOP20。
流石に30年前の事なので記憶が断片的ですが、覚えているのは・・・
・土曜の夜放送で全米TOP40のDJが湯川れい子。
・深夜2時から全英TOP20でDJは大貫憲章とスヌーピー（現・今泉圭姫子）
・全英TOP20の後がROCK TODAYだったような記憶があり、DJは伊藤政則。
・どうでもいいことですが良く寝落ちした・・・そして夜起きていてよく怒られた・・・
今振り返ると土曜の夜はサタデーナイトではなく音楽のゴールデンナイトだったなあと思うばかり。
はじめは全米TOP40だけを聞いていたのですが、段々とその後の時間も聞くようになるのですが、いかにせん深夜放送なので寝落ちしまくりで、大体全英TOP20の途中で落ちてました。
この頃に寝落ちしながら聞いていたせいなのかは判りませんが、いつまで経っても妙に気になり続けるのが80年代UK勢で、睡眠学習ではないですが記憶には深く刻み込まれております。
当時聞いていたのはラジカセというよりはラジオでしたが、その後ステレオのラジカセになり、エアチェックという技（？）が使えるようになり録音しておいて後で聞くことが出来たのですが・・・
当時を体験した人ならば判ると思うのですが、まずカセットテープの問題があり、使うのは最長の120分テープなのはお約束なのですが・・・これは片面60分で両面で120分でした。
その為途中で裏返さないといけないのですが、一度寝たら起きるのが厳しく大概は放送が残り1時間までは眠気に耐え、最後の1時間だけ録音して起きてから聞いてました。
時代は流れ技術も進み、オートリバースのラジカセを手に入れた時には非常に嬉しかった・・・機械が自動的に裏返す（実際には読み込みヘッドが反転）ので120分間録音できるようになり、番組の最初から録音して寝てました。
更にミニコンポを手に入れてダブルリバースのダブルカセットを手に入れ、120分×2で4時間録音できるようになったのですが・・・・このコンポを手に入れた頃には自分の中のラジオのブームが去っておりました。
そうラジオではなくPVを流すMTVを見るようになっておりそちらに夢中でした。この話もいずれ書きたいと思いますがビデオだと確か6時間ぐらい録画できたので後で見るのも楽だったのと、やはり音だけではなく映像もというのには勝てずでした。
実際の所聞いていたのは3年ちょっとぐらいなのですが、その後権利関係と番組の改編で終了してしまったのですが、終わりをよく覚えておらずだったりします。
ただ、自分の中での影響は大きく、当時のカセットとかとっておけば良かったなあと思うのですが、この時代だと残しておいて後年聞くという考えも財力（テープは聴いたら上書きして使いまわし）もないので仕方がなかったのですが今聞いたら何を思うのか？と気になるばかりです。
今では考えられないくらい不便だったけど、最新の音に接せられるのは雑誌やTVではなくラジオだったんだよなあと思うばかりでちょっとノスタルジックな気分で80年代のオムニバスを聞いておりました。