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Channel: 日々良好
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不便な方が満足度が高い?

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音楽に目覚めて30ン年、時代の流れと共に変化していくのですが、大きな変化は・・・

●音楽ソフトの移り変わり
レコード→CD→配信へと移り変わってます。

利便性だけを考えると、取り扱いと置き場所に難点があったレコードから、手軽でコンパクトなCDになり、更に形(物)がなくなり、いつでも購入できる配信へ移行して超便利なのですが・・・
長年形のある物で音楽を聞いてきた自分には配信がどうにも受け入れられずだったりします。

当時は面倒極まりないと思っていたレコードも不便だったけど音楽を聞くという儀式が良かったなあと思うばかりで、あのサイズのジャケットが良かったよなあと思います。
CDは聞くことも集める事も好きで、1枚ずつ集め増えていくのが好きでした。便利と判りつつも配信には移行できないまま人生を終わりそうです。

●音楽映像ソフトの移り変わり
ビデオ→レーザーディスク、ビデオCD、VHD→DVD→ブルーレイ→動画サイト?

ビデオの普及している頃にMTVがオンエアーされており、PVをビデオにダビングして繰り返し見た人が多いのではないかと思います。
この頃のビデオソフトは1万円越えのソフトが当たり前のように出ており観たくても買えませんでした。ただそれだけのお金を払って見るだけの価値があると思っていた時代でした。

ビデオの次が様々なメディアがでていた時代で、この時代の規格は全て無くなってしまいました・・・DVDが普及してからはソフトの値段も下がりいい時代だと思っていたのですが、近年は無料で視聴できる動画サイトがあり映像ソフトはコアなファンしか買わない物になりつつありですね。

CDの2倍とかで映像ソフトを買っていた時期があるのですが、今だと考えられないですが、この頃は買うしかなく、買ったらとにかく元を取るまで見てました。

●音楽、映像ソフトの情報と入手
どの時代がというのではなく昔は通販もなく文字通り足で探して買うのが当たり前で、いろいろな音楽を聞くためにとにかくお店に行く事が基本で田舎にも結構レコード店(CDショップ)がありましたが、電車に乗って都市部のレコード店に探しに行くなんても多かった。

今は家に居ながらにしてCDが届きますが、目的の物しか得られずで店舗で見て知るというのが完全になくなってしまいました。店舗での音楽の出会いは失った事の一つだなあ。

当時情報を得るのは雑誌、ラジオ、TV、そして口コミで、今のように検索してその場で視聴してなんてのは夢のまた夢の時代というか、当時そんな時代がくるとは思っても見ませんでした。

●なんとなくまとめ
無駄がなく効率が良くて問題ナシ・・・なのかな?
個人的な意見ですが、仕事とか運動とかはには無駄をなくすこと、効率を上げる事は必要ですが、趣味から無駄をなくしたら趣味ではないと思います。

趣味なんて無駄の極致なんてことを書くと問題アリですが、無駄だからこそ楽しいし得られる満足や快感もあると思うのですがどうなんだろう?

不便だったり無駄が多かったけど振り返ってみると自分の中では満足や快感はちゃんと得られていたなあと飲みながら考えておりました。



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