「瀧玲子・水谷俊樹/竹中半兵衛」
・出版社 ポプラ社・全1巻(A5版)
・出版年 2014年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史 学習漫画
・おすすめ度 ★★ コミック版日本の歴史シリーズ。
美濃の国主に仕えた竹中半兵衛は、のちに織田信長に登用され、羽柴秀吉の軍師として活躍する。半兵衛の短くも波乱の生涯を描く!
19歳で家督を相続。
城主・斉藤龍興を諌めるために稲葉山城をのっとる。城を龍興に返し家督を弟に譲り隠棲する。
秀吉に乞われ織田家に仕える。
金ヶ崎の退き口が描かれます。その後の浅井攻め、長篠・設楽ヶ原の合戦は1コマしか描かれずで、このあたりはだいぶ省略されております。
黒田官兵衛と出会う。秀吉の二兵衛と呼ばれた二人。
三十六歳で陣没。
竹中半兵衛と聞いて真っ先に思い浮かぶ稲葉山城の乗っ取りがメインに描かれ、その後陣没するまでが描かれます。途中の省略が多いのでこのあたりは他の作品を読んで補う必要があります。
今の絵で描かれる竹中半兵衛なので、イメージ的にはありかなと思います。ただ病弱だったとはいえ戦国時代を生きた武将にしては線が細すぎだなと思うばかりで、近年多いBL風な絵は好き嫌いが別れそうな気がします。