「根本尚/恐怖博士の研究室あやしい1コマ漫画屋がやってきた!」
・出版社 秋田書店・全1巻(A5版)
・出版年 2011年
・入手度 普通
・ジャンル ギャグ
・おすすめ度 ★★☆ 怪作品、個人的にはツボな作品。
学校で会社で家庭で・・・あなたを襲う“ありがちな事件”。読み出すと思わず苦笑いのネタ満載! 食わず嫌いせずに、何卒ご笑覧あれ。
毎話恐怖博士がお題を出し、それに関するありがちな事を1コマずつ描いていきます。
食事の恐怖のお話では値引きシールなんてのはありがちすぎてネタにしにくいと思うのですが、気にせず描かれております。
お話の後半は恐怖博士のドンとこい人生相談で、1コマのQ&A形式で描かれます。こちらもどうでもいいネタが満載・・・そもそもこの人生相談って著者が考えたネタなんだろうなあと思うのですが、苦笑してしまうネタを恐怖博士がバッサリと斬って解答します。
毎話○○の恐怖と恐怖博士のドンとこい人生相談の二本立てで描かれます。
毎話くだらね~な内容が続きます。くだらないけど読んでしまう魔力がありこれが一番の恐怖だなあと思うばかり。
恐怖博士のドンとこい人生相談はイマイチで、箸休め程度な存在。
表紙絵から溢れる怪しい香りに誘われて内容を確かめずに購入。シュールというかありがちな事をわざわざ書かなくてもと思う微妙なネタ選択と笑いではなく苦笑いな内容が最高でした。
恐怖漫画風の絵柄ですが内容はギャグ漫画(ギャグ漫画だけどさほど面白くない)。一コマで淡々と進んでいく展開が毎度繰り広げられます。
連載十年越えの作品だそうで今回ようやく単行本化されたそうです。掲載誌はミステリーボニータとの事でまったくもってノーマークな作品でした。