「瀧玲子・すぎたとおる/吉田松陰と高杉晋作」
・出版社 ポプラ社・全1巻(A5版)
・出版年 2009年
・入手度 普通
・ジャンル 幕末・維新/歴史 学習漫画
・おすすめ度 ★★ コミック版日本の歴史シリーズ。
激動の幕末をまっすぐに生きた吉田松陰と、松陰の志を継ぎ、歴史の変わり目を駆け抜けた高杉晋作の活躍を描いた歴史ロマン。
前半は吉田松陰。幼少期から描かれます。
アメリカへの渡航は失敗し罪に問われる。
松下村塾を開塾し後の明治維新で活躍する人材(久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋など)を輩出する。
信念を貫き刑死(享年30)。
後半は高杉晋作の青年時代から描かれる。奇兵隊の結成。
寡兵で幕府軍と戦い勝利するが・・・
病に倒れ死亡(享年29)。
長州の二人の偉人を描いた作品なのですが、短いページで二人を描くのに無理があり、駆け足の展開で描かれます。
二人を知らない人が初めて読む分には問題ないと思いますが、ある程度知っている人であればもう少し詳しく描かれた作品を読む事をおススメします。