「横山まさみち・宮崎惇/真田幸村」
・出版社 サンコミック・全2巻 講談社・全1巻(B6版) 全1巻(文庫版) コンビニコミック有
・出版年 1975年?
・入手度 普通~難(版による)
・ジャンル 日本史 歴史
・おすすめ度 ★★☆ 初心者向け。
北条、武田、徳川、上杉。大国のはざまに囲まれた弱小・真田はいかにして戦国の世を生き抜いたのか?戦国随一の智将・真田昌幸とその子、幸村、信幸たちの生きざまに迫る!
真田幸村を取り扱った作品は数多くあり、本作は古いけれども判りやすく描かれており初心者にもおススメの作品。
お話は、第一次上田会戦から大阪夏の陣での死までが描かれております。真田十勇士の記載などもあり漫画としては面白いのだが、幸村の物語としては不要だったかも。
真田昌幸、信繁、幸村。 物語は第一次上田会戦から始まる。
昌幸と幸村は西軍に、信繁は東軍に別れる。立場の違いもあるが、どちらが勝っても負けても家を残すために別れる事に。
第二次上田会戦に勝利するが、関ヶ原で西軍が負け、昌幸と幸村は家康に降伏。九度山に蟄居させられる。
有名な真田丸にこもり奮闘するが・・・
最後は、家康の打ち取るために、討って出るが・・・
悲将として人気がある真田幸村が描かれた作品の中では、判りやすく簡潔な内容がよい作品だと思います。個人的には横山まさみちの絵も良くお気にいりの作品です。