「野口賢・佐藤賢一/傭兵ピエール」
・出版社 集英社・全4巻(B6版)
・出版年 2004年~2007年
・入手度 普通
・ジャンル 世界史/歴史
・おすすめ度 ★★☆ 佐藤賢一の小説を漫画化。
15世紀、百年戦争下のフランス。王家の威信は失墜、世は混沌と暴力に満ちていた。そんな戦乱の時代の申し子、無頼の傭兵隊長ピエールは略奪の途上で不思議な少女に出会い、心奪われる。その少女の名はジャンヌ・ダルク。この聖女に導かれピエールはイギリス軍との天下分け目の戦場へと赴く。
傭兵隊長・ピエール。一人の少女と出会う。
その少女の名はジャンヌ・ダルク。
架空の人物ピエールとジャンヌの関係を軸に歴史が描かれます。
戦場で陣頭に立つジャンヌ。オルレアンを解放。
ランヌの戴冠式
ジャンヌはこれ以降神の声が聞こえなくなる・・・そしてイングランド軍の捕虜となる。
作中では激しい攻城戦が描かれ中世の戦いの姿が描かれます。
連載当時読んでいたのですが、原作は未読。作画の野口賢の他作品を読んでいたのでこの絵に違和感はありませんでしたが、原作にファンにはちょっとウケが悪いみたいです。
架空の傭兵隊長ピエールを軸にしたジャンヌ・ダルクの物語で史実通りの展開が描かれますが、終盤にはジャンヌ奪還、そしてその後が描かれます。