「柳沢きみお/極棒兄弟」
・出版社 ぶんか社・全1巻（B6版）
・出版年 1999年
・入手度 普通
・ジャンル ギャグ ドラマ
・おすすめ度 ★☆ 個人的には+★★で好きな作品。
女とヤることしか頭にない兄弟・雄一郎と雄二郎。兄の雄一郎は色男でテクニシャンだが極度の早漏、弟の雄二郎はセックス以外に何のとりえもない代わりに、並はずれて大きく硬く、反りあがった極太棒の持ち主だった。
一長一短ある二人は、ともに短所が大きすぎてひとりの女性と長続きしない兄弟だった・・・
既に↑のあらすじからまともじゃない雰囲気が漂う作品。普通の人にはまったくもってして下品でくだらない作品でしかありません。
柳沢ファンにはツボな作品で、あまりのお下劣さと馬鹿馬鹿しさに腹を抱えて笑える作品。
対照的な二人の兄弟。
兄・雄一郎は色男で女にモテるが、ナニのサイズは並以下で早漏だった・・・
弟・雄二郎はブ男で女に全くモテず、だがナニは名器の上に持続力もバッチリ。
バカ兄弟の物語。
バイアグラを飲んで死にそうになった兄に対いて弟が放つ言葉は・・・ペニスに死す。
おバカで下品な兄弟が暴走・・・作中ではHの最中に兄と弟が入れ替わったりするカストラート作戦なんかも描かれます。
物語の後半からは極棒兄弟の女版の極マン姉妹が登場し無茶苦茶な展開に・・・
読んでいると笑いが止まらなくなるお下劣な柳沢きみおの怪作。ファンは是非読むべしの作品で、この作品が好きというファンも多いようです。
「形式結婚」に近い作風なので、この作品が好きな人にもおススメです。
巻末に短編「女運の悪い男」を収録。身勝手な男が描かれます。