「柳沢きみお/特命係長 只野仁 ファイナル Bbmfマガジン版」
・出版社 Bbmfマガジン・全8巻(コンビニコミック)
・出版年 2009年~2012年
・入手度 やや難~難
・ジャンル ドラマ アウトロー
・おすすめ度 ★★☆ サラリーマンには+☆。
電王堂総務2課の窓際係長・只野仁。普段はさえないダメ社員だが、実は彼には電王堂・会長の命令のもと、社内外のトラブルを秘密裏に解決へと導く特命係長というもうひとつの顔があった!
「柳沢きみお/特命係長 只野仁 ファイナル グリーンアロー版」続編。このシリーズからコンビニ本で巻表記なしのサブタイトル付で発売されます。
7巻「夢の鍵編」、8巻「魂を売った男編」、9巻「若い妻編」、10巻「淑女の罠編」、11巻「美人OLの闇編」、12巻「社内レイプ事件」、13巻「イケない女編」、14巻「誘われた男編」(注・巻数表記はなく便宜上発刊順に割り振りしてあります)。
黒川会長から様々な特命を受ける只野。このシリーズも金と女絡みの特命が多いです。
このシリーズでは新しい登場人物は登場せずお馴染みのメンバーが登場。
入江語録も前半は絶好調だったのですが途中から入江は鬱になり出社しなくなります。
特命の指令を受けるために会長室を訪れ、その帰りに坪内と足立をからかう只野。
山吹、坪内に特命社員であることがバレそうになるが・・・
重役になった入江だったが、うつになり出社せず失踪・・・入江はブスを連れて佐川に会いに・・・
変化に乏しいこのシリーズで一番の変化は入江の鬱で、ダンディーだった入江がどんどん壊れていきます。またブスに逃げられ新しいブスを探して・・・となんだかよく判らない展開に。
月刊ヤングマガジンで連載されている「特命係長 只野仁 ルーキー編」とリンクしていくのですが、このシリーズでは名前が出てくる程度です。
今でこそいきなりコンビニ本で発売というパターンは珍しくないですがこの当時は非常に珍しかったのと、これ以前のシリーズが廉価版としてコンビニ本で発売され、よほどのファンでなければ順番すらわからない状態となりました・・・
このシリーズ発売数が少なかったのか、よほど捨てられたのか判りませんが残存数が少なく古本市場では高値がついております。その一方で安価で実店舗の棚で見かける事もあるので根気よく探すのもありだと思います。
このシリーズの漫画喫茶等にもあまり置いてないそうです。
巻末に特命准教授・美作遼子が収録(淑女の罠編、美人OLの闇編)。
詳しい事は判らないのですがこれも特命シリーズのようです。作中では只野も登場します。
次は「柳沢きみお/特命係長 只野仁 ファイナル ぶんか社コンビニ版」へと続きます。