「筆吉純一郎/マンガ・うんちく漫画家」
・出版社 メディアファクトリー・全1巻(A5版)
・出版年 2014年
・入手度 普通
・ジャンル 漫画家 うんちく
・おすすめ度 ★★ 漫画家のイメージはベレー帽?。
ありそうで無かった!漫画で漫画に詳しくなる、知識凝縮コミックが登場。神様のような巨匠のデビュー前夜、誰もが知る名作の誕生秘話、ペンネームの由来、師弟関係が描かれる!
お馴染みの雲竹雄三(ミスター・ナレッジ)が登場するシリーズ。今回は漫画家で、漫画家の卵の主人公の成長と共に様々なうんちくが所狭しと語られます。
雲竹雄三(ミスター・ナレッジ)が喋りまくり文字だらけの誌面となるシリーズ。
有名な話で、本家の山上たつひこのクレームにより本名の秋本治へ改名。
元ネタとなる漫画に合わせた絵柄も良いです。
江口寿史の逃走→原稿オチるはネタというか一種の芸になってました。吾妻ひでおは本にまでなってますが、失踪、ホームレス、アル中と壮絶・・・・
若い世代には判りにくいかもしれませんが、ベレー帽=巨匠みたいなイメージがありました。手塚治虫、藤子・F・不二夫のベレー帽姿は良く覚えております。
感心する事からどうでもいいことまでネタは豊富なのですが、出てくる漫画家の年齢層が高く40代くらいでないと理解できないネタが多く、若年層にはちょっと厳しいかも。
時間つぶしとかに読むと面白い作品。