「村生ミオ/結婚ゲーム」
・出版社 小学館・全13巻(新書版) 日本文華社・全11巻(B6版)
・出版年 1981年~1985年
・入手度 普通
・ジャンル ラブコメ
・おすすめ度 ★★☆ 村生ミオ名作ラブコメ。
高校1年生の司大輔はマンションで気ままな一人暮らし中。ある日、父親の命令で突然結婚することに! しかも、その相手は高校の担任の夢子先生!
学校では生徒と先生で、家では夫と妻の間柄。美人でグラマーな夢子先生はみんなの人気者。二人の関係がバレたらもう大変・・・大輔と夢子のハラハラドキドキの新婚生活がはじまった!
よくもまあこんな設定を考えつくなあ流石、村生ミオ!でムフフな関係が描かれるラブコメ漫画。
主人公・司大輔は一人暮らしの高校一年生。
担任はマブイ(死語)・司夢子。
大輔は夢子に恋人の有無やBWHのサイズを聴くなどやりたい放題だったが・・・
夢子先生が妻として大輔の帰りを待っていた!?
父親の意向で結婚することになった大輔。学校では生徒と教師、家では夫と妻の新婚生活がスタートするが・・・
よくもまあこんな無茶な設定を考え漫画化するよなあと思うばかりで、最後までこの設定が貫かれます。時代が違うなあと思うばかり。
夢子の妹で大輔の幼馴染で同い年の千尋も同じ家で暮らすようになります。
アメリカ人のエレン先生に誘惑されたりとモテモテな展開が繰り広げられます。
この二人は大輔と夢子が結婚(年齢的に出来ないけど)している事を知っておりますが、その他の人にバレたらアウトで、作中ではバレそうになりながらお話が進みます。
設定的にはエロエロな展開を想像してしまいますが、実際には上記程度で、この後の時代のソフトH路線の漫画と比べるとかなり健全な作品。
バレたら身の破滅的なハラハラドキドキな作品ですが、今の世だとアウトな部分が多く、大らかだった時代のラブコメディ作品。
本作は「ときめきのジン」、「胸騒ぎの放課後」などと同時に連載されており、少年誌時代の村生ミオの黄金期の作品でした。80年代にドラマ化されております。