「大瑛ユキオ/ケンガイ」
・出版社 小学館・全3巻
・出版年 2012年～2014年
・入手度 容易
・ジャンル ラブドラマ
・おすすめ度 ★★☆ 映画が好きな人にもおススメ。
就活をドロップアウトして、レンタル屋さんでバイトを始めた主人公の伊賀くん(23)は、1コ上の先輩・白川さんに一目惚れ。
ぱっと見、悪くないルックスの彼女。ところが、職場の先輩達からは「マニアックな映画にしか反応しない変わり者」という評判しか聞こえてこない。
さらにが、彼女がいつもつるんでいる同僚と2人セットで「圏外」と呼ばれており、恋愛対象からは完全に除外されているが・・・
ぱっと見、悪くないルックスの彼女。ところが、職場の先輩達からは「マニアックな映画にしか反応しない変わり者」という評判しか聞こえてこない。
さらにが、彼女がいつもつるんでいる同僚と2人セットで「圏外」と呼ばれており、恋愛対象からは完全に除外されているが・・・
意外にハマった作品で、微妙な心理描写が良く描かれた恋愛物。痛い女に惚れた主人公の行動が、なんともですが、駆け引きなしの人間関係がよいです。
映画（レンタル含む）が結構物語で出てきているのですが、映画ファンだともっと楽しめるのかな？と思った作品。
主人公・伊賀 場所はツ○ヤなのかな？
ケンガイな二人（右）白川
映画に関するお話が出てきます。お話に出てくる映画に関する事が判るともっと面白い作品なんだろうなあと思うばかり。
こういう人いるなあと思うのが、ヒロイン（ではないか・・・）の白川で、孤高というよりは人を寄せ付けずに自分の世界（映画）に生きる人。痛いというよりはメンドクサイ人。
そんな彼女に惚れてしまった常識人の主人公の努力がなんともほほえましく、少しずつ打ち解け関係が変わっていくのが本作の読みどころだと思います。