「河合克敏/モンキーターン」
・出版社 小学館・全30巻(新書版) 全18巻(B6版) 全18巻(文庫版) コンビニコミック
・出版年 1997年~2005年
・入手度 普通
・ジャンル 競艇/ギャンブル ドラマ
・おすすめ度 ★★★★★ 競艇漫画の最高峰。
波多野憲二は、自らの小柄な体格のために高校生活最後の夏の甲子園予選で敗退。その後、競艇ファンの担任と競艇選手のOGに連れられてやってきた競艇場で体験したモーターボートの感触とモンキーターンに魅了され、競艇選手になることを決意するが・・・
久々に一気読みしてみました。競艇漫画と言えばこの作品で連載時から今後これ以上の競艇漫画は出ないだろうと言われた作品でした。
長編作品なので研修所編とプロ編2回に分けて紹介したいと思います。
波多野ファミリー 実家は豆腐屋の7人家族。
幼馴染の生方澄と城ヶ崎ありさ
野球選手の道をあきらめ競艇選手目指す波多野憲二。
ライバルとなる洞口や仲間が登場。研修所時代の仲間はプロになってからも登場します。
物語終盤での三角関係に絡む青島も同期。
研修所での授業や生活が丁寧に描かれており、競艇をまったく知らない人にも判りやすいように説明されております。
研修所時代のクライマックスは本栖卒業記念レース
本栖卒業記念レースでモンキーターを決め優勝した憲二。
研修所を無事に卒業、プロとなった憲二。
研修所時代が丁寧に描かれているのがよく、各キャラクターが生き生きとしております。プロ編では研修所時代の仲間に加え、個性的な先輩レーサーが登場し物語が深くなっていきます。
研修所時代は全体の5分の1のページが割かれて描かれております。
プロ編へ続きます。