「少年サンデー/サンデーまんがカレッジ」
・出版社 小学館・全1巻(新書版)
・出版年 1982年
・入手度 普通
・ジャンル 漫画家
・おすすめ度 ★☆+@ この頃にサンデーを読んでいた人向け。
まんがは、ボクたちの表現手段。キミの好きなタイプの娘だって、たちまちキミのものになる。まんがと漫画家に秘密がいっぱいの、この1冊で、今日からキミは漫画家気分。
懐かしい♪この頃のサンデーには夢があったなあと書いてしまうと語弊があるかもしれませんが、良く読んだ、好きだった頃の作品を素材にした漫画の描き方入門。
素材として使用されるのが上記の作品。漫画家と作品タイトルを見ただけでも判るとおりビッグネーム&名作多し。現在も活躍中の漫画家多いのがいいです。
しょっぱなから、可愛い女の子(のキャラ)が紹介されます。時代は変われど欲求(欲望)は変わらずで、萌えな女性キャラが登場します。
高橋留美子、あだち充のビッグネームは当然としてこの頃のサンデーは恋愛路線の作品が強かった事もあり、原秀則・さよなら三角、岡崎つぐお・ただいま授業中!、金井たつお・天まであがれなど美少女キャラが登場。
時代時代によって雑誌の作風も変わっていくのですが、この頃のサンデーには甘酸っぱい記憶の作品が多いなあと思うばかり。
漫画家自身が顔出しで登場。仕事部屋が公開されていたりとファンにはたまらない内容が描かれております(登場する漫画家は8人)。
このあたりは今では考えられない大らかさで、漫画家とファンの距離が近かったと思います。
漫画の描き方や道具について、スクリーントーンの使い方なども載っているのですが、今読む人のほととんどは当時を懐かしんで読む人じゃないかと思います。
この当時サンデーを読んでいた人におススメです♪