「尾上龍太郎・土田世紀/サバス!」
・出版社 グリーンアロー出版社・全1巻(A5版)
・出版年 2008年
・入手度 普通
・ジャンル ドラマ
・おすすめ度 ★☆ 土田世紀単行本未収録作品集2
双子として生まれた兄弟、竜一と寅一は、生まれてすぐに離ればなれに。なぜならば一睡もしない弟・寅一が、原因究明のため研究施設に入れられてしまったからだ。月日は流れ、兄・竜一はそんな弟がいる事も知らずに成長する。そして迎えた中学入学の日に二人は・・・
原作・土田世紀で読んでいると土田世紀らしいお話だなあと思うのですが・・・尾上龍太郎の絵が合わずというか違和感が大きくその違和感がなくらないまま読み終わってしまいました。
兄・竜一と弟・寅一は双子として生まれたが・・・
弟・寅一は原因不明の病気で眠ることがなかった。病院をたらい回しにされ研究所で育つ寅一。
12年の時を経て弟・寅一が帰ってくる事となったが・・・
弟・寅一は中学生には見えずオッサンのような風貌だった・・・
同じクラスとなった竜一と寅一。
最後までお話を読むと土田世紀だなあと思うお話。特に中盤~後半は土田節がにじみ出ております(土田世紀の絵で読みたかった・・・)。
この当時忙しかった土田世紀が原作だけ受け持ち、画は仲の良かった尾上龍太郎が書くこととなったそうです。連載時に書ききれなかった終盤が加筆されております。