「村生ミオ/背中ごしにKISSマーク」
・出版社 秋田書店・全1巻(新書版)
・出版年 1989年
・入手度 普通
・ジャンル ラブコメ
・おすすめ度 ★★ 幼馴染との恋。
初恋とはまるでたまねぎのようなものである。むいてもむいても結局涙しかでてこないような・・・おんなもののような気がする・・・
家が隣同士の幼馴染との甘く切ない恋が描かれます。この頃の村生ミオ作品は今とは違い清く美しい恋愛が描かれております。
主人公・岡崎康介(コースケ)。隣に住む幼馴染の広田亜美(アミ)は男勝りな性格でコースケの理想の女性像とは大きく違うのだが、気になる存在。
コースケの家に新米美人教師・山瀬香織が下宿する事に。
こんなシーンがあるのはもはやお約束です。お話に大きく絡むのかと思いきや、お色気要員だったようで、お話はコースケとアミの恋愛が中心に描かれます。
アミの事を思うコースケ。
見詰め合う二人・・・キックオフのようなコマ。コースケの想いはアミに届くのか?
読んでいるとちょっと恥ずかしくなるような清く淡い恋愛が描かれております。
いつもながら思うのですが少年誌時代の村生ミオと今の青年誌で描いている村生ミオが同一人物だと思えずで、絵もお話もまったく違っております。