「黒谷友也/幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい」
・出版社 小学館・全1巻(B6版)
・出版年 2014年
・入手度 普通
・ジャンル ドラマ
・おすすめ度 ★★ 短編集。
人と人との繋がりを透明に残酷に描き出す。
「幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい」、「図書館の帰り道」、「ひとり暮らしの大学生が泣いている」、「平日にオープンテラスで」、「自転車は晴れ」、「血縁のある四人の女の午後」、「甘党兄弟」、「メモリーズ」、「少女とカメラ」、「書店員波山個間子」、「谷後先生」、「海を見に行く」の12編を収録。
「幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい」 表題作で重い題材を短いページで描く。
「甘党兄弟」 家族の絆とは?が描かれます。
色々な面で好き嫌いが別れそうな短編集。
言葉回しが面白いというか独特なのですが、実際にこういう風に話す人がいるのか?と思うと現実感がまったくないのですが、こういうドラマのようなお話が好きな人には向くのかな?
純文学とをドラマを漫画化したらこうなるかな?と思う作品。