過日久々に書店へ行きました。
新刊の書店は今の季節のように新しい芽（新刊）があちこちにありちょっとした探索気分で見ているだけで楽しめました。若々しい森のように感じるのが新刊書店。
近所にはツタヤがあるのですが、そこは規模が小さく売れる新刊のみしか置いておらず。さながら箱庭のような感じ、ただ世話をする人がいないのかちょっと荒れるけど・・・
ネット上で出版状況はチェックしておりますが、やはり手に取って見て感じることができるのはいいなあと思うばかりです。
規模の大小はあるけど新刊が揃う書店は初々しさと新しい発見が多い場所だなと思うばかり。
古本屋は新刊書店とは当然ながら構成される本がまったく違います。新刊書店では見かけないような古い本やマイナーな本が多く、新刊書店とはまた違った楽しみがあります。
個人的には森ではなく山かなあと思うのが古本屋で、樹もあれば雑草もあり掘り返してみても面白いけれども、奥深くまで踏み入るには勇気がいるけれど奥へ行くほど面白い物と出会える。
もっとも近年は大手によるチェーン化が進んだのと様々な情報や販売、転売などでかつての面白味はなくなってきましたが、未だに面白い世界ではあります。
何十年も前の本を探す、希少本を探すのは考古学のような面白さがあると思うのですが、近年は面白さよりも金銭が優先されるようになりなんだかなあと思いますが、これも時代の流れなんだろうなあと思います。
漫画喫茶はあまりいかないのでイメージが湧かないのですが、図書館に近いのかな？新刊もあり古い本もある、そして比較的揃っており整理整頓された公園のような印象があります。ただ、整理整頓されすぎて意外性は少ないような気もします。
最後に自宅。
自分の趣味の構成なので箱庭的、古い本が多いので古本屋的、新しい本も追加されつづけるので3つのいいとこどりなのかな？と思います。
ただ、片づけが上手く回っておらずで、本を探す時に発掘しなければいけないのはナシだなあと思うばかりですが・・・