「磯谷友紀/本屋の森のあかり」
・出版社 講談社・全12巻(新書版)
・出版年 2007年~2012年
・入手度 普通
・ジャンル 本屋/出版 ラブドラマ
・おすすめ度 ★★★ 本屋さんが好きな人に!。
本屋の森で、会いましょう。本好きなら誰もが心弾む本屋さん。そこに、やさしくて博識なメガネ男子と、クールなメガネ王子がいたら・・・大好きな本の森で、個性あふれる書店員さんといっしょに新米スタッフあかりは、どんな物語を織りなすのか?
チェーン店の本屋で働く新米スタッフ・あかりが成長していく姿が描かれるドラマ。
須王堂岡崎店から東京の本店に異動となった高野あかり。
森の匂いがする部屋で副店長の寺山杜三と出会う。
同期の加納緑には仕事の遅さに馬鹿にされてしまう・・・
本作はあかりの成長とあかりと二人のメガネ男子の関係が描かれる作品。本屋を舞台にしたラブロマンス的な要素もありますが、それ以上に本に関することが描かれます。
登場する本は有名な本から気になる本まで多岐に渡って紹介されております。
本屋の裏側のお話も多く、各種フェアーや、人間関係、万引きなど様々な事が描かれます。
もう一回読んでからレビューしたいなと思っていたのですが、2回目を読んだら新たな発見がありそうな作品だと思います。
著者の初単行本だそうで、巻が進むたびに著者自身が成長し作品に反映されているなあと思うばかりで、序盤でダメだと思わずに読み進んでいくことをおススメします。