川三番地/あしたのジョーに憧れて
・出版社 講談社・続2巻 (B6版)
・出版年 2015年~
・ジャンル 漫画家
・一言 ちばてつや、川三番地と昭和の漫画
パソコンもインターネットもケータイも無かった時代。漫画に夢を託した田中少年(川三番地)は、巨匠・ちばてつや先生の門を叩いた。そこで目にした素晴らしき技の数々! 日本が世界に誇れる文化「漫画」は、いかにして作られてきたのか?
手塚治虫、赤塚不二夫、藤子不二雄などの描いた作品は既に世に出ておりますが、本作は川三番地の目からみたちばてつや(とアシスタント)が描かれます。
ちばてつやのアシスタントになった田中少年(川三番地)。
様々な事を学んでいく田中少年。
田中少年から見た巨匠・ちばてつやが描かれます。
田中少年の成長も描かれております。
この作品面白いとい書評が多く気になってはいたのですが、自分の中でちばてつやよりも実弟のちばあきお作品のほうが好きだった事が大きくスルーしていたのですが、読んだら面白く先が気成る作品でした。
昭和の時代の漫画の時代背景や漫画の技術などが描かれております。アナログ、デジタルを問わず絵をかく人には必読の作品だと思います。
もちろん当時ちばてつや作品を読んでいた人にもおススメで、作中ではおれは鉄平、のたり松太郎を連載していた頃が描かれております。