「えびはら武司/まいっちんぐマチコ先生」
・出版社 学習研究社・全8巻(新書版) ゼスト・全6巻(B6版)
・出版年 1981年~1983年
・入手度 普通
・ジャンル ギャグ ソフトH 学園もの
・おすすめ度 ★★★ リアルタイム世代には+★。
私立あらま学園の女性教師・麻衣マチコとイタズラ好きなケンタと生徒達が繰り広げるお色気ギャグ漫画。まいっちんぐ!というセリフは当時ブームとなりました。
えびはら武司の独特なタッチで描かれる本作は当時とってもHで、羨ましい作品であるめん男の夢を描いた作品でした(と、自分は思うけどどうなんだろ?)。
あらま学園に赴任したマチコ先生(麻衣マチコ)。
エッチでイタズラ好きなケンタとその子分・カメ
マチコ先生にセクハラしまくるケンタ。
有名なまいっちんぐはケンタ発案でした。なぜかマチコ先生は間違えて・・・まいっち○こはマズイだろう流石になのですがサラッと流されております。
タッチして(いや~ん)まいちっちんぐがお約束でした。ただし漫画版ではそれほどこのまいっちんぐが出てこずで、アニメ版は毎話のように出ていたような記憶があります。
後半になるとまいっちんぐが増えてきます。驚いた時とかにもまいっちんぐが使われております。
うっかり屋さんなマチコ先生はしょっちゅうパンツをはき忘れます・・・また毎話のようにお風呂のシーンがあるのはお約束。
流行らそうとして流行らなかったのがこのコマネチなのかも・・・
お色気シーン満載でプロレスではこんな技が炸裂。
マチコ先生だけでなくケンタとカメにもこんなシーンが・・・
連載当時~アニメ化でかなりPTA等から叩かれまくったのが本作で過度なお色気シーンとセクハラ(当時はこの言葉はなかったけど)、そして(教師への)暴力などが問題とされてました。
今の時代の漫画を見慣れているとこの程度でダメなのか?と思う部分もあります。目立つ作品だったことが理由だったんじゃないかと思います。
今回自分が読んだのはゼスト版でこちらは著者曰くディレクターカット版だそうで、修正されていたものを差し替えたVerだそうです。また掲載順なども違っているそうです。
オリジナルの学習研究社版と読み比べてみたいのですが、オリジナル版はかなりプレミアがついております。ゼスト版は定価が高かったこともありプレミアまではいかないで購入が可能。コンビニコミックはダイソー版が2冊、実業之日本社から1冊発刊されております。