「土山しげる・伊庭晋太郎/マリア」
・出版社 日本文芸社・全6巻 (B6版) コンビニコミック有
・出版年 1991年~1996年
・入手度 普通
・ジャンル アクション
・おすすめ度 ★★ 女囚仕事人。
女囚5046号、九条マリア。殺人罪で20年の刑を受け、T刑務所に服役中の身ながら、月に一度、彼女は塀の外へ出る。法で裁けぬ者を始末するヒットウーマンとして・・・仕事を終えると塀の中へと戻ってくる。あたかもブーメランのように・・・
無実の罪で懲役20年となり子供と引き裂かれてしまった九条マリア・・・
減刑と引き換えに法で裁くことが出来ない悪党を処刑するマリア。
外出許可で塀の外に出たマリアは・・・
悪党を容赦なく処刑する・・・
一日も早く出所するために戦い続けるマリア
仕事を終えると塀の中へと戻っていく。あたかもブーメランのように・・・
一話完結で描かれる現代の必殺仕事人。今読むとお話にご都合主義なところが目立ちますが、漫画雑誌の中で1話完結で読む分には結構面白いのではないかと思います。
土山作品にはこういったアウトロー物の作品が多いのですが、途中まではいいのですが終盤はグダグダになって終了の物が多く、本作も伏線が改修されないまま終わってしまいました。
この作品何回もVシネマ化されているようで、ヒロインの九条マリア役に、川嶋なおみ、杉本彩、青田典子とその当時の女優が起用されているようです。