「中島健志・すぎたとおる/戦国人物伝 真田幸村」
・出版社 ポプラ社・全1巻（A5版）
・出版年 2010年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史 学習漫画
・おすすめ度 ★★★ コミック版日本の歴史シリーズ。
時の権力者、徳川家康に対し、真っ向から立ち向かった武将、真田幸村。父から受け継いだ軍略を武器に、壮絶な戦いを繰り広げる！
幸村（信繁）を描いた作品で、武田滅亡後から上杉家での人質時代～第一次上田合戦～豊臣家での人質時代～小田原征伐～第二次上田合戦～九度山への配流～大阪冬の陣～大阪夏の陣と少ないページであますことなく描かれております。
主家である武田滅亡後、上杉と同盟。幸村は人質として上杉家で過ごす。
第一次上田合戦。本作では幸村は参加せず（作品によっては参加しているが真相は不参加？）
上杉の人質から豊臣の人質となる幸村。後に大谷吉継の娘を妻とする事になる。
犬伏しの別れ～第二次上田合戦で勝利するも関ヶ原西軍が敗退。降伏した真田昌幸と幸村は九度山に配流される。
大坂冬の陣・真田丸の攻防戦。判りやすく描かれております。
大坂夏の陣 家康の首級を狙い突進する幸村だが・・・あと一歩と届かず・・・
少ないページ数ですが要所を抑えており判りやすい作品。余計な事があまり書かれていないも良くこれから幸村について知りたい人におススメです。
本作は一番判りやすく書洩らしがない作品。子供が読んでも大人が読んでもいい作品。