「宮代忠童・吉川英治/無頼の剣」
・出版社 実業之日本社・全1巻(未完・B6版)
・出版年 1998年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★☆ 原作・吉川英治の神州天馬侠。
織田、徳川の連合軍によって甲斐・武田は滅亡した。しかしたったひとりの生き残りがいた・・・その名は武田伊那丸!
主人公・武田伊那丸。序盤は何故かエロ&ギャグな路線・・・
天目山で父・武田勝頼と兄・武田信勝は自刃。武田伊那丸は甲斐武田唯一の生き残りとなりお家再興の為の旅に出る事となる。
甲斐源氏の家宝・御旗と楯無を隠し旅を続けるが様々な勢力に追われる。
武田再興を目指す武田伊那丸一向は旅をしながら仲間を増やしていくが・・・
未完で終了・・・思いっきり途中で終わっておりなんだかなあ。この作品宮代忠童の数少ない作品の中で極端に出来が悪く一体何があったんだろう?と思うばかり。
よっぽど著者が気になる人か、原作を読んで気になる人以外にはまったく見向きもされない作品じゃないかと思います。
以前紹介した「永井豪とダイナミックプロ/戦群」も同じ題材を取り扱っております。こちらは永井豪らしい味付けの作品ですが全6巻で完結しております。