羽海野チカ/3月のライオン
・出版社 白泉社・続11巻 (B6版)
・出版年 2008年~
・ジャンル 将棋 ドラマ
・一言 優しい物語
その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は・・・やさしさ溢れるラブストーリー。
主人公・桐山零 中学生でプロ棋士となった天才。家庭事情により一人暮らしをしながら高校に通うが・・・
川本三姉妹。3人とのふれいあいにより少しずつ自分を取り戻していく零。三姉妹にも様々なドラマがあり、その問題を解決しようとする零は暴走しながらも成長していきます。
零の心友の二階堂。病弱だが熱い棋士。
画像のこのお話が自分の中で(今のところ)ベストのお話。
重くうねるような表現が多く、多彩な心情表現がされます。特に主人公の零はこれでもかというくらいに厳しい環境の中でもがきながらも成長(再生)していく姿が描かれます。
普通の将棋漫画では考えられないような、ファンシーな駒の紹介がとっても良いです。
甘味グルメ漫画かと思うくらいに甘い食べ物が登場します。
連載当初に気になってはいたけど読まずじまいの作品でした。去年ようやく1巻を読んだらドハマリして一気に揃えました。
続きが気になる作品の一つです。