「水木しげる/神秘家列伝」
・出版社 小学館・全3巻（B6版） 全4巻（文庫版） 講談社・全3巻（水木しげる漫画全集）
・出版年 2000年～2001年
・入手度 普通
・ジャンル 偉人・人物伝
・おすすめ度 ★★★ 奇人・変人・偉人・異人？。
使と話せたスウェーデンボルグ、空を飛んだミラレパ、ゾンビ伝説のマカンダル、夢見男の明恵。水木氏の先達とも言える神秘家たちの数奇な人生を飄々と綴る。妖怪になるプロセスがよくわかる傑作漫画評伝。
紹介されるのは、スウェーデンボルグ、ミラレパ、マカンダル、明恵、安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル、宮武外骨、出口王仁三郎、役小角、井上円了、平田篤胤、仙台四郎、天狗小僧寅吉、駿府の安鶴、柳田国男、泉鏡花。
以前の「水木しげる/東西奇ッ怪紳士録」も凄かったけど本作は奇ッ怪どころか変人・奇人が数多く登場。やはり変人・奇人は引きあうのだろうか？なんて思いつつ読んでおりました。
知っている人から全く知らない人まで様々な人物が取り上げられており、初めて知ることが多く感心するばかり。
全17人をいっぺんに紹介するのは無理なので、次に読んだ時に1巻ずつ再レビューしたいと思います。あまりの奇人・変人ぶりで何人か紹介というのが至難の業でした。
小学館の文庫版はB6版には掲載されていない人物が掲載されているとの事なので読むなら文庫版をおススメいたします。