「恋煩シビト/地獄のリラックス温泉」
・出版社 新潮社・全2巻(B6版)
・出版年 2014年~2015年
・入手度 普通
・ジャンル 温泉・銭湯 紀行
・おすすめ度 ★★ 女一人湯旅。
私はM。とても疲れている。三十歳を超えて、友人達には次々と家族ができ、昔のようには遊べなくなった。そんな私はというと、毎日下を向いて働いてばかりいる。何のために?それはね、温泉へ行って癒されるために!
主人公(=著者ではないとの事)の女性が癒しを求めて全国の温泉を訪れ食と温泉に癒され、更に素敵な出会いも?な作品。
疲れている主人公・M。Mが働く理由は・・・
温泉に癒されるためで、全国各地の温泉に訪れます。初回は熱海で全国区の温泉地として有名なので今更な感もありますが、都心からのアクセスの良さもあり人気の温泉。
取り上げられている温泉は、
・静岡県・熱海温泉
・長野県・白骨温泉
・静岡県・川根温泉
・岐阜県・下呂温泉
・栃木県・湯西川温泉
・北海道・白金温泉
・神奈川県・箱根温泉
・和歌山県・白浜温泉
・島根県・五造温泉
・大分県・別府温泉
温泉の紹介や地元のグルメなども紹介されております。
このSLが見える静岡県・川根温泉はいいなあと思うばかりでした。
箱根の温泉も紹介されています。今はちょっと厳しいかもしれませんが都心からのアクセスの良さで人気の温泉。
著者はBLを書いている漫画家さんだそうで、作中では締め切りに間に合わず温泉旅館で原稿を書く。それでも間に合わないので旅館の給仕さんに手伝ってもらうお話があったりします。
お話は悪くないし紀行&温泉の題材も悪くないのだけど、唯一気になったのが絵で、上手い下手というよりは時折雑になるのが気になりました。