「アンソロジー/戦国武将BLアンソロジー 真田幸村」
・出版社 双葉社・全1巻(A5版)
・出版年 2009年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史 BL
・おすすめ度 ★☆ 出来はイマイチ。
純粋にまっすぐに、 乱世を駆け抜けた名将・直江兼続と彼を取り巻く男たちの熱い絆と、麗しくも激しい生き様を描く。男も惚れる、直江兼続とは、いかに?あの前田慶次も登場!
執筆しているのは桑原祐子、霧嶋珠生、津寺里可子、青海信濃/、田要、しいなみなみ、池田ソウコ、糸井のぞ、くもぎり太郎、きゐち三文、神田猫、安曇もか。BL系の漫画家だと思うのですが、まったく馴染がないのでサッパリ判らず。
「焔の花」 上杉景勝と真田幸村が描かれる。本作の中では一番普通で男性が見ても問題なしの作品。実際上杉景勝は女性よりも男性の方が・・・で世継ぎがなかなか生まれなかったという話をどこかで読んだのですが真相はいかに?
「酒とひも」 ほのぼの漫画。非BLな作品ですが収録されております。
「花の下にて君を待つ」 真田信幸、幸村兄弟が描かれる作品。本作が一番歴史漫画な作品。
真田幸村以外には上杉景勝、真田信幸、真田十勇士(猿飛佐助、霧隠才蔵)などが登場します。作品によってかなり差があり、作品の出来、不出来もですが、BL度の高い作品と低く普通の作品が入り混じっております。
戦国時代は衆道が盛んだったこともありネタにしやすいのだろうなあと思うのですが、歴史漫画としては(短編、アンソロジーなので)ほととんど見るべき価値はないと思います。
BL作品としての評価はまったく判らず・・・BLっぽいでなく性行為も描かれている作品です。