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高田ゆうき/幸村くんは今日も

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「高田ゆうき/幸村くんは今日も」

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・出版社 一迅社・全2巻(B6版)
・出版年 2013年~2014年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史 ギャグ
・おすすめ度 ★★☆ トリビアなネタが満載。

大坂・夏の陣で、徳川家康をギリギリまで追い詰め、今も圧倒的人気を誇る真田幸村。その幸村くんをとりまく武将たちが、今日も京都で大暴れ。知ってるようで実はよく知らない真田幸村のことを、幸村くんと一緒にもっと知ってみよう!

表紙絵から敬遠していた作品だったのですが、読んで見ると絵柄とは裏腹にかなり細かな事が描かれおります。
真田幸村以外にも父・昌幸、兄・信幸、伊達政宗、片倉小十郎、大谷吉継などが登場し、これまた初めて知るような事柄所狭しと描かれております。

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しょっぱなはこのネタ。本来は真田信繁で、生前に幸村と名乗った訳ではないのに真田幸村になってしまった信繁。真田の通字・幸がついておりいかにもな感じがしますが本名は信繁。

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真田幸村と言えば真田丸の大坂冬の陣、家康をあと一歩まで追い詰めた夏の陣での奮闘とその死が有名で、そのあたりの事が細かく描かれております。

画像にはありませんが、幸村の子供を伊達政宗、片倉小十郎に託すお話や仙台・真田家に関してなどの記載が読みごたえがあります。

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真田昌幸 個人的には好きな武将で智将というよりは謀将?

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真田信幸 そんな役回りだなあといつも思うのですが92歳まで生き、真田の血を残す。

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真田幸村 まさに人生人質でほとんどの期間を他家で過ごした幸村。

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作中にはほんと細かなネタが散りばめられており、花押ネタなども描かれております。

この作品ある程度の歴史の流れが判り知識がある人が読むと面白い作品だと思います。逆にこれから真田幸村の事を知ろうと思う人には細かすぎてちょっと向いてないと思います。

問題はこの絵で、正直この絵じゃなかったらなあ・・・というのが正直な感想で、お話の出来がよいだけになおさらそう思ったのですが、気にならない人であればおススメです。

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