「アダチケイジ/The DRIFTERS アダチケイジ大全集」
・出版社 講談社・全1巻 (B6版)
・出版年 2009年
・入手度 普通
・ジャンル ギャグ
・おすすめ度 ★☆ 短編集。
権力と欲望、モラルと自尊心のアーフヘーベンを描いた壮大な人間讃歌。絶対的権力者(生徒会長)になるために、転校生・イケザと元級長・まさよしがバトる魂のリリックを聞け!
「The DRIFTERS」、「Ryu-Gu」、「漆黒二本角圧迫事件」、「サイバー越中ダンススクール20XX」、「ムルヒュム」、「The American Prom Night」の6編を収録。
「The DRIFTERS」 260Pを超える作品。
かいつまんで書くと、田舎の小学校で権力闘争に明け暮れる子供たちが描かれる作品。権力者と言ってもたかが級長、生徒会長なのですが、権力奪取をする為に手段を択ばない小学生らしからぬ姿が描かれるシュールなギャグ漫画。
「Ryu-Gu」 亀タクシーの行先は・・・
「漆黒二本角圧迫事件」 判らん・・・
「サイバー越中ダンススクール20XX」 シュールすぎる!
「ムルヒュム」 シュールすぎて判んない・・・
「The American Prom Night」 これが一番好きでした。
アダチケイジといえば大ヒット作「グラゼニ」が有名ですが、それ以前に書かれていたのが本作でシュールなギャグがたっぷり詰まった作品。
ギャグ漫画はあまり強くなく、更にシュールなギャグ漫画は良く判らずで評価がしずらいのですが、ハマる人はハマる作品でネットでの評価は高い作品。
ただしグラゼニと同じ路線を期待している人にはかなりハードルが高く、グラゼニも本作も好きという人はそんなに多くないのではないかと思います。